令和3年度の研究成果報告会 ILT2022を下記により開催いたします。
レーザー技術総合研究所は、基礎研究の成果をいち早く産業界に結びつけ、レーザーとその関連産業の振興に貢献することをめざ
しています。
本報告会では、レーザー加工からインフラ診断まで、多岐にわたる研究テーマについて、昨年度の研究成果をわかりやすく報告します。ポスター発表では、研究員との直接対話により、技術的なご相談にも対応いたします。また、泰山賞贈呈式や受賞者による特別講演もございますので、是非ご参加下さい。
2022年7月20日(水)11:00~17:00
マイドームおおさか 第3会議室
11:00~11:15 |
挨拶
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11:15~11:40 |
ここまできた!レーザー加熱3Dプリンターで建材作製主席研究員 藤田 雅之 月面模擬砂をレーザーで溶融焼結させ建設材料として用いるため、3Dプリンターによる造形の自動化、高速化、大型化を進めている。また、新たに珪砂や桜島火山灰等の土質材料を用いて立体物を作製し、建材としての強度評価を行った。 |
11:40~13:00 |
休憩 |
13:00~13:20 |
【泰山賞贈呈式】光渦レーザーの開発とその応用の開拓千葉大学大学院工学研究院 教授、分子キラリティー研究センター センター長
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13:20~14:00 |
【特別講演】
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14:00~14:25 |
長距離レーザー伝送を効率化!高速動作・高光耐性デフォーマブルミラーの開発主任研究員 谷口 誠治 可変形鏡(デフォーマブルミラー)により波面の乱れを補償することでレーザー光の長距離伝送が可能となる。高出力レーザーへの適用を目指し開発を進めている大口径、高速動作可変形鏡の進捗状況について報告する。 |
14:25~14:50 |
フェーズコントロールでレーザーを高輝度化!新しいコヒーレントビーム結合技術の開発副主任研究員 コスロービアン ハイク 複数ビームの位相整合をリアルタイムで行うコヒーレントビーム結合(CBC)技術は、高出力、高輝度レーザー開発の有力な手段の一つである。位相差の検出に螺旋型位相板を利用した新手法について報告する。 |
14:50~15:05 |
休憩 |
15:05~15:30 |
有害ガスをレーザーで可視化!フラッシュ共鳴ラマンライダーによるSO2ガスの漏えいモニタリング主任研究員 染川 智弘
どのような有害物質が発生しているかわからない災害現場においては、遠隔から安全な物質同定手法が望まれている。 |
15:30~15:55 |
測れる厚みはいくらまで!レーザーを用いたコンクリート構造物の厚さ測定技術の開発に向けて研究員 倉橋 慎理
高所や高温、高放射線量下のような人の立ち入りが困難な個所において損傷したコンクリート構造物に対し、その構造健全性を評価する技術が求められている。 |
15:55~16:20 |
3Dプリンティングによる回折格子の作製を!シリコーン油の屈折率変化の評価主任研究員 本越 伸二
3Dプリンティング技術を用いてガラス表面へ構造形成ができれば、回折光学素子や微小光学素子など様々な製品への実用が期待される。 |
16:20~16:30 |
閉会常務理事 中神 保秀
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16:30~17:00 |
ポスター発表
・レーザー加熱による土質材料の建材利用 |
受講料 | 無料 |
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講演資料 |
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申込締切 | 定員になり次第締め切らせていただきます。 |
お問合せ | (公財)レーザー技術総合研究所 E-mail:seika@ilt.or.jp |