開催日時

2022年7月21日(木)14:00~16:30

会場

マイドームおおさか 第2会議室

主催

使えるセンサ・シンポジウム実行委員会

プログラム

14:00~14:50

塗布型半導体材料を用いた高性能太陽電池:どこでも電源としての実用化を目指して

若宮 淳志 氏(京都大学)

ABX3型のペロブスカイトを発電材料に用いた太陽電池が、塗布型の高性能太陽電池として注目を集めている。このペロブスカイト太陽電池は、屋内の低照度条件下でも高い発電効率を示し、フィルム基板を用いることで軽量・フレキシブルな形状をもたせることもでき、様々なIoTセンサ用など、「どこでも電源」として幅広い実用化が期待されている。我々は、材料化学の視点から本太陽電池の高性能化研究に取り組み、大学発ベンチャーとともに、本太陽電池の実用化に向けた開発研究を展開している。
本発表では、ペロブスカイト太陽電池のこれまでの研究開発と、今後の実用化の展望について概説する。

14:50~15:40

浮体式洋上風力発電における計測の将来像について

中條 俊樹 氏((国研)海上・港湾・航空技術研究所)

浮体式洋上風力発電は、再生可能エネルギーの主力として大きな期待が寄せられている。当所ではこれまで、浮体コンセプトや風車―浮体―係留全体の安全性の検証、数値計算精度の検証等を主目的に、水槽模型試験を実施してきた。また、複数の実海域試験に参画し、その一部では実際の計測を行ってきた。
一方で、浮体式洋上風力発電はこれまでの実証から商用化へ移行しつつある。商用化においてはO&Mコストの差期限が必要と考えられており、そのために検査やモニタリングを効率化することが求められている。
ここでは、水槽試験における計測システム、これまでの実海域計測システム、計測システムの将来像を紹介する。

15:40~16:30

脱炭素に向けた水素エネルギーの現状と将来展望

佐々木 一成 氏(九州大学)

CO2というゴミを捨てられない社会への移行が世界で本格化してきた。カーボンニュートラルを目指す脱炭素化は、エネルギーの在り方を根底から変えるポテンシャルを秘めている。電化、CO2回収とともに「水素化」、つまり使ってもCO2を排出しない化学的なエネルギー媒体の本格普及が鍵となる。なぜ今、水素なのでしょうか。
本講演では、水素エネルギーに関する国内外の動向、我が国の戦略、グリーン成長産業として期待される分野、このグリーンイノベーションの意義と今後の展望について述べる。産学官地域連携の在り方、エネルギー安全保障への貢献、今後のインフラ整備に向けた政策や法制度などについても触れる。


その他のセッション

赤字は現在選択されているセッションになります。
・7月20日(水)10:00~12:30 【自動運転セッション】 【感覚・感性セッション】
・7月20日(水)14:00~16:30 【防災インフラセッション】 【医療・健康セッション】
・7月21日(木)10:00~12:30 【センサネットワークセッション】 【脱炭素セッション】
・7月21日(木)14:00~16:30 【ロボットセッション】 【エネルギーセッション】

受講料・申込方法ほか

受講料 ・一般:7,000円(税込) ・(一社)センサイト協議会、協賛団体会員:5,000円(税込)
申込方法 下部にあります、お申込みフォームよりお申込み下さい。
受付が完了しましたら下記件名の自動返信メールが届きます。メール内の決済用アドレスより決済を完了させてください。

件名:使えるセンサ・シンポジウム2022【エネルギーセッション】 お申込み確認メール【オプトロニクス社】

決済が済みましたら、下記件名のメールが届きます。

件名:【ZEUS】決済完了メール(自動配信)
件名:使えるセンサ・シンポジウム2022【エネルギーセッション】 料金お支払い確認メール【オプトロニクス社】

当日は、 決済完了後に届く「料金お支払い確認メール」内にリンクしてあります、【受講証】をプリントアウトしてセミナー受付までお越しください。
支払方法 お支払いはクレジットカードのみとなります。自動返信メールに決済用URLを記載しておりますので、お支払いは7月14日(木)までにお願いいたします。

領収書発行 決済が完了次第領収書(PDF)がメールにて送付されます。
※領収書の宛名は申込フォームの「会社名・団体名」がそのまま反映されます。
申込締切 7月14日(木)18:00
キャンセル規定 お客様のご都合による受講解約の場合は下記のとおり解約金として申し受けます。
6月29日(水)までは受講料の50%、6月30日(木)以降につきましては受講料の全額
お問合せ (株)オプトロニクス社 担当:セミナー係
Tel:(03)3269-3550 E-mail:seminar@optronics.co.jp

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