2024年7月17日(水)・18日(木)
マイドームおおさか 8F会議室
講演時間に質疑応答5分程度を含みます。講演は5~10分前後することがあります。
7月17日(水):
自動車セッション / 土木・建築・環境セッション / 感覚・感性セッション
7月18日(木):
医療・健康セッション / ネットワークセンシングセッション / センサ実装による自動化、ロボットセッション
本セッションではCASE時代の新しい車載センサのうちLidar、赤外線イメージセンサ、そして量子センシングによる磁気式電流センサについて専門の講師に動作原理から構成、将来展望に至るまでわかりやすく解説してもらいます。(CASE:Connected、Autonomous/Automated、Shared、Electricの頭文字)
9:45-10:30 |
自動運転システム/ADAS向け遠赤外線カメラコーンズテクノロジー(株) 先進運転支援システム(ADAS)の車両には様々なセンサが搭載され年々安全性能が向上し、自動運転(AD)の実現に関しても研究開発が進んでいる。 |
---|---|
10:30-11:15 |
“見たいところを見る”LiDAR(株)SteraVision 代表取締役社長 上塚 尚登 氏 世界的にドラーバーアシスト(ADAS)用LiDAR、その先の完全自動運転(AD)用LiDARの開発が活発化している。現在のLidarは、そのほとんどがToF(Time of Flight)方式である。 |
11:15-12:00 |
手のひらサイズの長距離LiDARと点群処理ミドルウェア(株)東芝 Nextビジネス開発部 新規事業推進室 フェロー 世界初、精度99.9%で物体を追跡するLiDAR技術を開発 |
12:45-13:30 |
インフラ・建物のOpenBIMセンシング・プラットフォーム大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻 教授 矢吹 信喜 氏 土木建築分野では生産性向上を図るためにDX、とりわけデジタルツインの構築に取り組む企業が多いが、データプラットフォームがサイロ型になりがちなのが課題である。 |
---|---|
13:30-14:15 |
鉄筋コンクリート構造物にとって水は諸悪の根源 ― コンクリート中の含水率を測るセンサ技術日本大学 生産工学部 建築工学科 教授 湯浅 昇 氏 建築界も土木界もコンクリート中の「水分」に注目が集まっている。コンクリート中の水分は、コンクリートの水和・硬化の過程で必要なものである反面、あらゆるコンクリート構造物の劣化にとって、“諸悪の根源”であり、「水」さえなければ劣化しないからである。 |
14:15-15:00 |
LiDARによる二酸化炭素濃度分布計測東京都立大学 システムデザイン学部 教授 二酸化炭素(CO2)は気候システムに対して最大の放射強制力を持つため、その発生源と吸収源の空間分布と時間変化を正確に把握することが、地球温暖化予測の精度向上と効果的な温暖化対策に不可欠である。 |
人の知覚や感性・こころの理解は、人が関わるセンサ・システムやメンタルヘルス評価等のために非常に重要です。 本セッションでは、ヒトの触知覚、脳と感情に関する最先端の研究と、人が心地よいと感じる室内環境創出への応用例について紹介します。
15:15-16:00 |
触感とは何か?測る前に知って欲しいヒトの触知覚原理東京都立大学 情報科学域 教授 工業試験機による計測では「触り心地」はなかなか評価できません。ヒトに備わった触知覚機能は、物理的・機械的な量を計測することはできないし、それをする必要もないからです。 |
---|---|
16:00-16:45 |
脳波・自律神経系活動とエクソソームの計測に基づいた統合的な「こころ」の定量化東北大学 大学院生命科学研究科 教授 筒井 健一郎 氏 筒井が代表をつとめるムーンショット目標9のプロジェクト「多様なこころを脳と身体性機能に基づいてつなぐ「自在ホンヤク機」の開発」では、主に脳・生命科学の技術にもとづいたこころの計測技術と、バーチャルリアリティやロボット工学に基づいたこころの介入技術を融合して、社会のさまざまな場面で人々のコミュニケーションを支援するための技術・製品を研究開発することを目標としている。 |
16:45-17:30 |
IAQ(Indoor Air Quality)の重要性と各種指標の計測センサ技術の可能性シー・エイチ・シー・システム(株) 代表取締役 室内の空気の状態・品質を室内空気質(IAQ)と言い、構成要素ごとに定量的な指標・管理基準が定められている。例えば、室内のCO2濃度によって、空気の汚染の度合いと換気効率を定量的に把握することが可能となる。 |
========================
7月18日(木)
========================
【医療・健康セッション】
幹細胞/がん細胞分析イメージング・健康医療データの流通など最新トピックス
細胞分析技術は日々進歩ししており、最先端医療に直結しています。 今回は、肝細胞・がん細胞を科学するラマンイメージング・3次元像フローサイトメータの最新トピックスを講演ただくとともに、ますます重要となってきた健康医療データの流通基盤について解説いただきます。
9:45-10:30 |
ラマンイメージングを活用した肝細胞品質評価技術(独法)産業技術総合研究所 物質に光を照射した際に観察される散乱光の中に、照射した光と異なる波長の微弱な散乱光が観察されることが知られ、この現象をラマン散乱と呼ぶ。 |
---|---|
10:30-11:15 |
ラベルフリー3次元像フローサイトメータで血中がん細胞を診る浜松ホトニクス(株) 中央研究所 第7研究室 副研究室長 当社では、学術・工業分野に限らず、バイオ・医用分野における「光の可能性」を追究しています。特に医用分野における「診る」という行為に「光」は欠かせません。 |
11:15-12:00 |
健康医療データ流通基盤 ~IoTデバイスからのTrustデータ流通~大阪大学大学院 情報科学研究科 スマートコントラクト活用共同研究講座 特任教授 山田 憲嗣 氏
本講演では、「健康医療データ流通基盤~IoTデバイスからのTrustデータ流通~」についてご紹介いたします。IoTデバイスから収集されるデータをWeb3技術、特にNFTとスマートコントラクトを活用して、安全かつ効率的に流通させるための基盤について説明します。 |
情報化時代・ネットワーク時代は、センサに情報技術を取り込んだIoTセンサ、さらにはセンサにAIを組み込んだエッジAIセンサがセンサ市場を牽引します。 センサにエッジAIを組み込むために必要な半導体技術開発の取組み、エッジAIを実装したセンシング技術およびセンサデバイス開発の最前線を紹介します。
12:45-13:30 |
IoT時代のエッジAIアクセラレータ東京大学 工学系研究科電気系工学専攻 教授 エッジAIに向けたAIアクセラレータ・LSIを紹介する。データを取得したエッジでAI処理をすること。全てのデータをセンタに送る必要がない事から高速・低電力、およびプライバシーの確保が期待される。 |
---|---|
13:30-14:15 |
IoT時代のエッジAIの将来動向とパナソニックの取組みパナソニックホールディングス(株) 近年、AIはChatGPTに代表される技術的進化により、社会での活用が大きく進んでいる。その一つの潮流として、AIのエッジ化があり、センサデバイスにAIが組み合わさることによるIoT機器の知能化が社会に大きな変化をもたらすものと考える。 |
14:15-15:00 |
現場で学習できる超小型エッジAIチップの開発と応用ローム(株) LSI事業本部 アソシエイトフェロー AIの普及は、クラウドからエッジ、そして組み込みデバイスへと急速に進んでいます。 |
15:15-16:00 |
ミリ波センサによる生体信号・振動の非接触センシング技術京セラ(株) 研究開発本部 先進技術研究所 主席技師 ミリ波センサ(ミリ波レーダー)は、運転支援(ADAS)技術を支えるセンサとして、様々な物体の距離測定、速度測定に用いられている。 |
---|---|
16:00-16:45 |
ゆらぎ発振器のシンクロ機能が拓くノイズに埋もれた微弱脳波・心拍信号センシング大阪大学 産業科学研究所 准教授 「ゆらぎ発振器」の研究開発は、自然調和・人親和性の高いエレクトロニクス技術を追求する目的で2006年にスタートし、2021年にはそれを核としたベンチャー企業*が設立されました。 |
16:45-17:30 |
振動スペクトルカメラとその応用広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授 人間の視覚は聴覚や触覚に比べて時間分解能が低く、人間の目に合わせて設計された数十コマ/秒で動作するビデオカメラによる視覚情報処理では、数百Hz~数kHz といった可聴域に対応した高速な動きを捉えることができません。 |
参加料 |
●主催・特別協賛団体会員:16,000円 ●後援・協賛団体会員:22,000円 ●一 般:30,000円 ※いずれも税込 ※該当団体名を備考欄にご記入ください。 ※団体一覧はこちら 【個別セッション申込み】 個別で聴講をご希望の方はこちら からお申込みください。 |
---|---|
申込方法 | 下部にあります、お申込みフォームよりお申込み下さい。 受付が完了しましたら下記件名の自動返信メールが届きます。メール内の決済用アドレスより決済を完了させてください。 件名: お申込み確認メール「使えるセンサ・シンポジウム2024」【オプトロニクス社】 決済が済みましたら、下記件名のメールが届きます。 件名:【ZEUS】決済完了メール(自動配信) 件名: 使えるセンサ・シンポジウム2024 料金お支払い確認メール【オプトロニクス社】 | 支払方法 |
自動返信メールに決済用URLを記載しております。お支払いは7月10日(水)までにお願いいたします。 |
領収書発行 | クレジットカードご決済後、料金お支払い確認メール内に、領収書のURLが記載されていますのでご使用ください。 ※領収書は「株式会社オプトロニクス社」から発行されます。 ※領収書の宛名は申込フォームの「会社名・団体名」がそのまま反映されます。 |
申込締切 | 7月10日(水) |
キャンセル規定 |
お客様のご都合による受講解約の場合は下記のとおり解約金として申し受けます。 7月10日(水)までは受講料の50%、7月11日(木)以降につきましては受講料の全額 |
お問合せ |
(株)オプトロニクス社 使えるセンサ・シンポジウム担当 Tel:(03)3269-3550 E-mail:seminar@optronics.co.jp |
申込受付は終了しました